今年は、県の事業の補助金を受けて校内林を整備しています。

　敷地が広大で校内林の手入れが行き届かない状況が長年続いたため、雑木雑草が伸び放題、伐採した根本も残ったまま、木材も放置されたままで、下草刈りを実施するにも危険が伴う状況でした。生徒達が栽培している畑にもサルなどが出没して、収穫前の作物がいたずらされました。３年前に、地元同窓生の方から整備協力の話があり、整地等をしていただいたところ好評で、昨年は同窓会として予算化し整地作業を実施しました。県にも状況を見ていただきながら申請したところ、本年は補助金を受けながらの整備となりました。作業していただいている同窓生の方には感謝しながらも、同窓生としてできることを会としても引き続き考えていきたいと思います。

　６月１０日には、同窓生で旧職員の方に、放置された木材を薪割り機で対応できる大きさに切断していただき、生徒達には運搬作業を手伝ってもらいました。女子生徒も重い木材を一生懸命運んでくれました。何か、本校のあるべき姿を見ているようでした。

　これからも、生徒達と協力して環境整備活動を続け、地域の人達も安心して校内敷地を活用していただけるようにしていきたいと思います。